和装・ボールブーケの作り方
仕事の小物撮影用に簡単な和装ブーケを制作したので、作り方を紹介。
材料は大体100円均一で購入可能です。
材料
・組紐(持ち手の紐)
・水引き、房飾り(飾り用)
・丸形発泡スチロール(直径10cm前後)
・グルーガン(造花類の補強用)
・硬めの針金
・ペンチ
・ニッパー
作り方
1, 造花の下準備
1-1, 茎の先端を整える
造花の茎部分を8cm〜10cm残し、ワイヤーとビニール毎ニッパーで茎を切る。
この際、発泡スチロールの土台に造花を突き刺しやすいよう先端の切り口を斜めに切っておく。
1-2, 茎のビニールを外す
花の部分名称「がく」から茎のビニール部分2cm〜5cmを残し、ワイヤー部分は切らずにビニール部分だけ切り落とす。
ニッパーやはさみで茎を軽く挟んで回すとビニールに切れ込みが入るので取りやすい。
(「がく」から茎までの残したビニールの長さによって、完成時のサイズが用意した発泡スチロールの1.5倍から2倍などになります)
1-3, ワイヤーと花の補強
茎であるワイヤー部分が花から取れてしまったりするので、一旦花部分と茎部分を取り外し、茎部分にグルーを注入(熱いので火傷に注意)し補強します。
ワイヤーを花に戻して固まったら造花の下準備が完成です。
2, 土台の下準備
2-1, 土台に針金を通す
持ち手用の紐を付ける為に、発泡スチロールの真ん中中心部分に針金を通す。
手まりに使う「木目込みスチロール球」だと中心点を取りやすいです。
2-2, 紐用の輪っかを作る
通した針金をねじって曲げ、花に隠れるくらいの長さに収まるように紐が通る輪っかを上下に作る。
洋服などに出っ張っている針金が引っかからないように、切り口は発泡スチロールに押し込むなど処理する。
房の飾りを付けない場合は下側の輪っかは作らなくていい。
3, 造花を刺していく
3-1, 手持ち紐を付ける
紐の先端Aを針金の持ち手輪っかに通し、Aをねじった針金に沿って持っておく。
手持ちの長さを確保して、手持ち終了点から針金に沿ってAを下敷きに2回ぐるぐると隙間大きめ下向きに巻き、一旦上向きに2回ぐるぐるっと巻いたら、隙間をなくすよう下向きに針金根元まできつく巻きまながらグルーガンで接着していく。
3-2, 配置を決めていく
下準備が終わったら試し刺しで位置を調整しながら発泡スチロールに造花を刺していく。
ぎゅうぎゅうに配置していくと造花の数量が膨れ上がってしまうので注意が必要。
水引きや飾り紐もこの工程時に配置場所を決めておく。
飾り紐の結び方参考 : marchen-art
水引きの結び方参考 : いいね!その話 気ままなブログ
3-3, 接着で固定
造花の刺す位置が決まったら、造花のワイヤーでできた発泡スチロールの穴部分にグルーを流し込み造花を固定していく。
飾りもグルーガンで接着、補強。